Restoragraphyは新たな名刺の使い方を提案するシステムです。
ビジネスに欠かせない名刺は、ほとんどが顔写真が印刷されていないので多くの人がどんな顔の人物か思い出すのは容易ではありません。時が経てば経つほどその人物の顔を忘れてしまいます。
顔写真を印刷すれば良いのですが、それには抵抗があるという人がほとんどです。なんとなく抵抗があります。
これを解決するためにRestoragraphyは開発されました。顔写真をモザイクのように判別できない状態に加工して名刺に印刷すれば、誰が見てもその人物がどんな顔をしているかわかりません。これであれば顔写真の名刺への印刷に抵抗は少なくなります。
そのように判別不能にした顔写真をスマートフォンにインストールした当アプリをかざすことでその写真を復元し、元の人物の顔を表示します。
名刺を渡した相手で顔を確認したいとする特定の人物のみが顔を確認できます。
これであれば多くのビジネスマンにも抵抗なく顔写真を判別不能にし名刺に印刷することができます。また、名刺を渡した相手、つまり多くの場合顧客に自分の顔を覚えてもらうことができます。
専用の復元アプリRestoragraphyは、iOSのVer.8.0以上に対応しています。
Restoragraphyのアイコンをクリックするとアプリが起動し、スマートフィンのカメラが動き出します。そのカメラの中心の2つの四角い枠のあいだで名刺に印刷されたRestoragraphyの画像を捉えます。すると自動的に画像を捉え復元し元の人物の画像を表示します。
最初はなれないため、画像が乱れますが、「START」ボタンで何度もくりかえることができますので、そのうちに上達してきます。コツはスマートフォン(カメラ)を名刺と水平に保ちしっかりと画像を捉え、スマートフォンを動かさないことです。
また、撮影する場所が暗いと反応できませんのでできるだけ明るいところで撮影してください。
特にスマートフォンを名刺にかかげた時に、スマートフォンの影がRestoragraphyにかからないようにしてください。
Restoragraphyには有効期限が設定されています。その有効期限の切れた画像は復元できません。有効期限は現在のところ5年と10年があり名刺の作成者が選択できます。
また、オプションとして「電話」ボタンと「ファイル」ボタンがあります。
「電話」ボタンは、Restoragraphyの中に電話番号が組み込まれまれており、押すだけでダイレクトにその人物の指定した電話番号に電話をかけることができます。電話番号を入力する必要が無いのでとても便利です。ただし、名刺の作成者がオプション機能として電話番号を選択した場合に限られます。選択しない場合は「電話」ボタンは表示されません。
「ファイル」ボタンは、押すことで表示されている画像をスマートフォン内部に保存することができます。ファイル名を変更して保存することも可能です。ただし、こちらも名刺の作成者がオプション機能としてファイルを選択した場合に限られます。選択しない場合は「ファイル」ボタンは表示されません。